某年4月から翌年1月まで僕は東京ディズニーランドで働いていました。
ありがたいことに4月から7月はホーンテッドマンション、そして8月から辞めるまではビックサンダーマウンテンを経験する事が出来ました。ディズニーランドで2つのアトラクションキャストを体験できたのは一生の宝です。
ビックサンダーマウンテンは120分待ち以上が標準
ビックサンダーマウンテンのチケットポジションの恐怖
そんな150分待ちでもビックサンダーマウンテンでは安全装置が働いて止まる事があります。その瞬間にチケットポジションだった場合は大変です。
大体チケットポジションから搭乗まで30分です。つまり150分待ちの場合、チケットポジションまで120分並んでる訳で、そんなところで足止めを食らったら誰でも怒り心頭に発するところです。
どうやってクレームを出さないようにするのか?
ちなみに僕は、チケットポジション付近にいたお客様に声をかけてました。
「どこから来たんですか?うわー、遠くからありがとうございます」「ここまでどれくらい並ばれたんですか?え?2時間?暑い中(夏休み中の場合)申し訳ありません」「安全が確認されればすぐに復旧しますが、あまり起きないのである意味貴重なご体験かと思いますよ」
などと話しかければ大抵のお客様はフレンドリーに会話してくれます。「窓から見えるあの塔はシンデレラ城より少し低い程度なんですよ」などと話せば逆に喜んでもらえます。
そして、チケットポジションから離れた場所で「まだ動かねーのかよ」と罵声が出ても、味方になってくれているチケットポジション周辺のお客様は「焦らなくてもいいのにねぇ」と余裕の表情です。
ここまで来れば、列が動くまでお客様と世間話をしてれば良いので恐怖でも何でもありません。安全確認が出来て列が動く時には、たいてい「楽しかったわ。ありがとう」と言われます。
結局お客様の気持ちに寄り添うだけで良い
そして気持ちに寄り添うのと同じくらい重要なのが、お客様が言葉を発する前に「どちらからいらしたんですか」を先に言うことです。列が止まった直後はまだイライラしてないですし、2時間経っていればどんなカップルや家族連れでもネタ切れで黙っています。そこに先制して言葉をかけるだけで良いのです。ディズニーランドが好きで来ているお客様です。こちらから話すネタに困ることはありません!
意外とそれっぽくまとまりました。よかった!