江戸川乱歩の誕生日は10月21日です

江戸川乱歩 999_保管庫

うつし世はゆめ 夜の夢こそまこと

江戸川乱歩 といえばこの言葉が有名です。

Wikipediaによると

ファンにサインを求められると必ず色紙に「うつし(現)世はゆめ よるの夢こそまこと」あるいは「昼〔ひる〕は夢 夜〔よ〕ぞ現〔うつつ〕」と書き添えた。

とのことで、江戸川乱歩の問いかけとも言えるでしょう。

江戸川乱歩のこの言葉、解釈は?

今風の解釈は、「この世はVRみたいなものだ」が良いのではと思います。

究極に進化したVRは、この世でしょうか?仮想でしょうか?夢でしょうか?

というわけで、10月21日は本サイト編集者の誕生日です。

ハッピーバースディ、自分。

ちなみに江戸川乱歩と同じ高校に通学していました。ご縁があるかもしれません。

【江戸川乱歩とは】

江戸川乱歩は、日本の推理小説の父とも称される作家で、本名は平井太郎(ひらい たろう)です。1894年10月21日に生まれ、1965年7月28日に亡くなりました。乱歩は、日本の推理小説界に大きな影響を与え、その独特な世界観と奇想天外なプロットで多くの読者を魅了しました。

江戸川乱歩の「乱歩」は、アメリカの詩人兼短編小説家で、推理小説の創始者の一人とされるエドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe)の名前を日本語読みにしたものです。このペンネームは、彼が尊敬し、影響を受けたポーへのオマージュとして選ばれました。エドガー・アラン・ポーの作品に深い敬意を表し、また推理小説への強い愛情を示すために、平井太郎はこの芸名を使うことにしました。

乱歩の作品には、『二銭銅貨』、『人間椅子』、『D坂の殺人事件』などがあり、彼の作品の中には探偵役として登場するキャラクター・明智小五郎や、その宿敵である怪人二十面相など、日本の推理文学においてアイコニックなキャラクターを創出しました。

また、江戸川乱歩は作家活動のほかにも、翻訳や推理小説の紹介、批評などを通じて西洋の推理小説を日本に紹介する役割も果たしました。彼は、推理作家協会の設立に関わるなど、日本の推理小説界の発展に貢献しました。

乱歩の作品は、その斬新な発想と緻密なプロット構成で、今なお多くのファンに愛され続けています。また、彼の作品は映画、テレビドラマ、アニメなど様々な形で映像化され、幅広い層に親しまれています。